来待ストーンに行ってきました。
明治25年から昭和30年ごろまで来待石が採石されていた跡地です。
来待石の実際の採石場跡地に平成8年4月オープンしたのがモニュメント・ミュージアム来待ストーンです。レストランや博物館がありダイナミックな採石跡とともに楽しめました。
宍道町来待地区で産出される来待石は古くは古墳時代の石棺にも使用されていて松江城をはじめ多くの城下町で使用されている石材です。
江戸時代には松江藩主は御止石として藩外に持ち出しを禁じたほど重要視致していたそうです。
軟らかい石で風化もしますが、良い味わいを醸し出しています。
石造もいい具合に風化していました。後ろに写っているのは当時の石切り用カッターです。
夜にはライトアップもされて幻想的な景観を見せてくれるようです。
参考写真
帰りに湯町窯に寄りました。
玉造温泉の近くにある布志名焼の流れを汲む窯で、以前ブログで紹介した出西窯と同じように民藝の影響を受けた窯元の一つです。
黄釉・海鼠釉がとても色鮮やかで、重厚な厚みが魅力的でした。
島根にはまだまだたくさんの魅力がありそうです。
また時間をつくって出掛けたいです。